家づくりの打ち合わせで出てくる「敷地面積」「建築面積」「延床面積」などの言葉。
なんとなく分かるようで、実際には「どこからどこまで?」と迷うこともありますよね。
今回は、建築で使われる「面積の種類」について、わかりやすく解説します。
まずは「敷地面積」。
これは、土地全体の広さを表します。
不動産の登記簿や土地の売買契約書などに記載されている数字で、
**塀や庭、駐車場の部分も含めた“その土地の総面積”**です。
例)
100坪の土地を持っていて、その中に家と駐車スペースと庭がある場合、
その100坪すべてが「敷地面積」です。
👉 設計や建築では、この敷地面積をもとに「建ぺい率」「容積率」などの計算を行います。
次に「建築面積」。
これは、建物を真上から見たときに、建物が地面に接している部分の広さを指します。
いわば、建物が“土地の上でどのくらいの範囲を占めているか”を示す面積です。
玄関ポーチやカーポート、バルコニーなどは、
屋根がかかっている部分であれば建築面積に含まれることがあります。
例)
1階が20坪、2階が15坪の2階建て住宅の場合、
建築面積は「1階の20坪」です。
👉 この面積をもとに「建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)」を計算します。
そして一番よく使われるのが「延床面積」です。
延床面積とは、建物の各階の床面積を合計したもの。
建物全体の「住まいの広さ」を表す数字です。
例)
1階:20坪 + 2階:15坪 = 延床面積 35坪
ここでの注意点は、
バルコニー・ロフト・吹き抜けなどは条件によって含まれない場合があるということ。
👉 延床面積は、住宅ローン・固定資産税・建築確認申請など、
あらゆる場面で基準となる“とても重要な面積”です。
「敷地面積」「建築面積」「延床面積」は、
それぞれ“土地の広さ”“建物が地面に占める広さ”“建物全体の広さ”を意味しています。
| 用語 | 意味 | 主な使い道 |
|---|---|---|
| 敷地面積 | 土地全体の広さ | 建ぺい率・容積率 |
| 建築面積 | 建物が地面に接している部分の広さ | 建ぺい率 |
| 延床面積 | 各階の床の合計 | 建築確認・固定資産税・住宅ローン |
家づくりの図面や説明書に出てくる面積の意味を知っておくと、
「思っていたより狭い」「税金が高い」などの誤解を防ぐことができます。
本年中は多大なるご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら弊社では 令和7年12月30日(火)~令和8年1月7日(水) までを年末年始休業とさせていただきます。
休業中は、皆様にご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
※尚、年内の営業日は 12月29日(月) 12:00まで とさせていただきます。
※1月8日(木)は通常営業です。
12月🎄

1月🎍


12月といえば「大掃除」。一年の汚れを落とし、新しい年を気持ちよく迎えるために欠かせません。
せっかくなら掃除だけでなく、住まいの点検も一緒に行うことで、来年の安心につながります。
大掃除のついでに、次のようなチェックもしておくと安心です。
大掃除は「家をきれいにする日」だけでなく、「家を点検する日」にするのがおすすめです。
一年を締めくくるタイミングで住まいを整えて、安心して新年を迎えましょう。
井戸川建築では、住まいの点検やリフォームのご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。


11月になると、朝晩の冷え込みが一段と強まり、いよいよ冬支度が必要になってきます。
寒さが本格化する前に「給湯器や水廻り」を点検しておくことで、突然のトラブルを防ぎ、安心して冬を過ごすことができます。
今回は、チェックしておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。
だからこそ、11月のうちに点検・準備しておくことが安心につながります。
冬は水廻りのトラブルが起こりやすい季節です。
11月のうちに点検しておけば、年末年始を快適に過ごすことができます。
井戸川建築では、給湯器交換や水廻りリフォームのご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
~壁のつくり方で変わる、家の表情と性能~
家づくりの図面や説明の中で、よく耳にする「真壁(しんかべ)造り」と「大壁(おおかべ)造り」。
どちらも壁の仕上げ方の種類ですが、見た目だけでなく、構造や断熱性能、デザイン性にも関わる大切な要素なんです。
今回はこの2つの違いを、わかりやすくご紹介します。
真壁造りとは、柱や梁が壁の表面に見えるつくり方のこと。
日本の伝統的な木造建築に多く見られる工法です。
壁の中に柱を隠さず、柱の間に壁(塗り壁や板壁など)を仕上げるのが特徴です。
<真壁造りの特徴>
<こんな方におすすめ>
日本家屋の温かみや味わいを大切にしたい方にはぴったりです。

大壁造りとは、柱や梁を壁の中に隠すつくり方のこと。
現在の住宅では、こちらが主流になっています。
壁の下地に石膏ボードなどを貼り、その上からクロスや塗装で仕上げるため、柱は見えません。
<大壁造りの特徴>
<こんな方におすすめ>

真壁造りは木が表に出る分、湿度を調整したり、呼吸するような自然な快適さがあります。
一方で大壁造りは、断熱材や気密シートをしっかり施工できるため、冬の寒さや夏の暑さを軽減できます。
つまり、
「自然素材の温もりを感じたい」→ 真壁造り
「快適性や省エネ性能を重視したい」→ 大壁造り
というように、暮らし方の考え方で選ぶのがポイントです。
「真壁」も「大壁」も、どちらが優れているということはありません。
お住まいのスタイルや目的に合わせて選ぶことで、理想の空間づくりができます。
最近では、真壁造りを一部取り入れた大壁造りなど、
両方の良さを活かすハイブリッドな施工も人気です。
井戸川建築では、お客様の暮らし方や建物の性能バランスを考えながら、最適なご提案をしています。
「我が家はどっちが合うの?」と迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。

朝晩が涼しくなり、冬の寒さを意識し始める10月。
実は「断熱・遮熱リフォーム」を検討するのに最適なタイミングです。
今回は、そのメリットや具体的な工事方法について詳しくご紹介します。
住まいの熱の出入りは、窓や壁、屋根を通じて起こります。
断熱リフォームは「室内の熱を逃がさない工事」、遮熱リフォームは「外からの熱を室内に入れない工事」のことです。
この2つを組み合わせることで、一年を通して快適で省エネな住まいを実現できます。
工事の内容によって効果や費用が異なるため、ご家庭の状況に合わせたプランを検討することが大切です。
近年は国や自治体が、省エネリフォームに対して補助金を設けています。
「住宅省エネリフォーム補助金」など、タイミングによって活用できる制度がありますので、ぜひチェックしてみてください。
10月は気候が安定しているため、リフォーム工事を行いやすい時期です。
冬本番を迎える前に、断熱・遮熱リフォームで住まいの快適性を高めてはいかがでしょうか?
井戸川建築では、お住まいの診断から最適なプランのご提案まで無料で行っています。
お気軽にご相談ください。
家づくりや住まいに関する情報を調べていると、よく目にする「リフォーム」と「リノベーション」という言葉。どちらも“住まいを良くする工事”を指しますが、厳密には少しニュアンスが異なります。今回はその違いを整理してみましょう。
「リフォーム(Reform)」は、もともと「形を整える」という意味があります。
建築の分野では、老朽化した部分や壊れた部分を元の状態に戻す工事を指すことが多いです。
例:
つまり、「元の状態に近づける・改善する」イメージがリフォームです。
一方「リノベーション(Renovation)」は、「刷新」「革新」といった意味を持ちます。
建築分野では、既存の建物に大規模な工事を行い、新しい価値や暮らし方を生み出す工事を指すことが一般的です。
例:
「新しいライフスタイルに合わせて、建物を進化させる」イメージがリノベーションです。
ただし、どちらも「住まいをより良くする工事」であることに変わりありません。
実は建築業界でも「リフォーム」と「リノベーション」の線引きはあいまいです。
たとえばキッチンの交換を「リフォーム」と呼ぶ会社もあれば、デザインや機能性を大きく変える場合に「リノベーション」と言う会社もあります。
さらに国の補助金や住宅ローン商品などでも、用語の定義が異なることがあるため、「どちらを使うのが正しい」とは一概に言えません。
当社では、修繕工事から大規模改修まで幅広く対応しています。
「リフォームでもリノベーションでも、こんなことができる?」とお気軽にご相談ください。

日立市川尻町/Y様邸 上棟式までの様子です(❁´◡`❁)
2025年7月21日 地鎮祭




基礎工事




2025年8月30日 上棟式


この日を迎えられ、私共も大変嬉しく思います。Y様、この度は上棟誠におめでとうございます😄
また、たくさんのお気遣いを賜りまして、誠にありがとうございました。
Y様とご家族の皆様の思いを胸に井戸川建築は今後も安全第一で一棟入魂、
心を込めて施工してまいります( •̀ ω •́ )✧



今回は「外壁塗装を行うタイミング」についてご紹介します。
外壁は日差しや雨風から住まいを守ってくれる大切な部分。
でも、いつ塗り替えをすればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
外壁塗装は、素材や環境によって耐用年数が異なりますが、一般的には 10年を目安 に塗り替えを検討することが多いです。
特に次のような症状が出ている場合は、塗り替えサインです。
実は外壁塗装は、季節によって工事のしやすさが変わります。
外壁塗装の目安はおおよそ10年ですが、実際には外壁の状態や季節の条件によってベストな時期が変わります。
定期的にチェックを行い、症状が見られたら早めに専門家へ相談することが大切です。
井戸川建築では、無料相談を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

お施主様よりメッセージ付きの差し入れが置かれていました。
お気遣いに感謝です☺️
ありがとうございました。
家づくりに関わる全ての者にとって、お施主様からの感動の声ほど励みになるものはないなと感じています。
一つひとつ丁寧に、お施主様のご期待に応えられるよう努めてまいりますので、完成を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。